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Text File  |  1995-02-20  |  12KB  |  219 lines
  1. φφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφ
  2. φ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　φ
  3. φ　　　　　　ＬＩＱＵＩＤ　の　音楽　ドキュメント　第３弾　χ（改）　　　　φ
  4. φ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　φ
  5. φ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＢＹ／ＮＩＸ　　　　　　　　φ
  6. φ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　φ
  7. φφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφφ
  8.  
  9. ○　前置き 
  10.  
  11. 　今回もオリジナル新曲をＥＵＰで応募させていただきました。他の曲(クラシックと前
  12. 作のリメイク版と１つ)はＭＭＬファイルのみです。もし、ＭＭＬの曲をお聞きになられ
  13. る方がおりましたら、拙作「ＤＥＳＩＣ２＋」(FC8収録)を使用するか、ＴａｒｏＰＹＯ
  14. Ｎ氏作「ＨＥａｔ」(FC6収録)でコンパイルしてください。
  15. 　それと、文中の「ＦＣ」とは、「フリコレ」の意です。某家庭用ゲーム機の略と勘違
  16. いせぬようくれぐれもご注意下さい。(苦笑)
  17.  
  18. ○　まずＥＵＰになっているものから曲紹介を始めます。全８曲。
  19.  
  20. 「ＣＡＮＮＯＮ砲」（作曲／パッヘルベル　編曲／ＮＩＸ）［canon4.eup］
  21. 　お馴染みの「カノン」ですが、楽器構成が騒がしいです。元はピアノ曲譜でして、Ｍ
  22. ＭＬの［canon2.mml］というファイルで入ってます。元曲を聞いたことない人は聞いて
  23. 見てください。ただしテンポは上げてありますが。
  24. 　編曲のイメージですが、喧騒と雑踏の街を下に夕暮れの時計台の上に立ち、歯車のリ
  25. ズムと、背後で奏でられる演奏に心を預けて、やがて街灯と夜闇があたりを支配して取
  26. り残された音楽の中に自分も消えてゆく･･･といった感じでしょうか（？）。
  27. 　これを導入曲として今回の雑多な曲集がスタートします。
  28.  
  29. 「DIGITAL MANIA vs CYBER ROBO」（作曲／Ｔｅｃｈｎｉｘ
  30. 　　　　　　　　　　　　　　　　　サンプリング／Ｐａｎｉｘ）［dm_vs_dr.eup］
  31. 　えっと、言うまでもなく（？）ＴＯＷＮＳに向かってプログラム（或いはそれに類す
  32. るもの）の作成に没頭する［ＵＳＥＲ］の［対ＣＯＭ］格闘シーンを描写したものです
  33.  
  34. 「Ｋｎｉｇｈｔ　ｏｆ　ｎｉｇｈｔ」（作詞・作曲／ＮＩＸ）［knight_n.eup］
  35. 　何のひねりも無いようなタイトルです。この詞は久しぶりに詞を作ろうと思って作っ
  36. たら１００曲目だったという名誉ある詞です。作曲の際は憂鬱さを前面に出しましたが
  37. 、単調になるのを防ぐために一部転調してまた戻っています。歌詞の中で転調する曲は
  38. これで二曲目ですが、いかがなもんでしょうか？ＫＯＫ有。
  39. 　編曲は簡単に済ませてあります。もっと音を増やそうかとも思ったんですが技術が至
  40. らないもので、そのぶんエンディングに即興的なピアノを加えてみました。
  41. 　ＫＯＫファイルは送りましたが、これを見ただけでどう歌っていいか分かる人はまず
  42. いないでしょう。例えばサビの部分の「･･･くらい」は八分音符１つの中に三文字歌いま
  43. すし、１番２番各１行目の「店の中君は」「上の資料の山と」や２番４行目「はまりこ
  44. んだようで シャレにもならない」は早口で歌います。･･･歌えますか？
  45.  
  46. 「ＭＡＣＨＩＮＥ２」（作詞・作曲／ＮＩＸ）［machine2.eup］
  47. 　テクノ混じり「Ｔｅｃｈｎｉｘ」の先駆けとなった曲。ＫＯＫ有。
  48. 　なんと余ったパートでソフトウェアエコーがかかっています。
  49. 　歌詞が１番２番１番と繰り返されているのはＲＯＣＫの手法（？）です。最後で無愛
  50. 想に切れるのも構成です。
  51.  
  52. 「ｂ．ｏｘ(ＦＭ音色変更版)」（作曲／ＮＩＸ）［rpg_box.eup］
  53. 「Ｆ．ＦＩＮＡＬＥ」（作曲／ＮＩＸ）［rpg_ff.eup］
  54. 「１１－回想のテーマ－」（作曲／ＮＩＸ）［rpg_s11.eup］
  55. 　ＲＰＧＢＧＭ用に制作した曲群より。
  56.  
  57. 「DEEP INSIDE DREAM」（作詞／ＮＩＸ　作曲／Ｔｅｃｈｎｉｘ）［selfkill.eup］
  58. 　この曲は個人の使用を越えて使って構いません。アレンジするなり、再配付するなり
  59. 原作者ＮＩＸとＴｅｃｈｎｉｘ及びＬＩＱＵＩＤに迷惑がかからなければ自由に使って
  60. ください。ＫＯＫ有り。（ただし、かってに自分で作った物としないこと）
  61. 　どうしてこの曲だけそうするかの理由を答えるならば「なんとなく」です。この曲を
  62. 作る時にそうしようと思っただけです。
  63. 　この曲、曲名がなかなか決まらず、それゆえファイル名が「Ｓｅｌｆｋｉｌｌ」です
  64. が、実際のタイトルより良いかもしれません。２つ３つタイトルを持ってる曲とか、逆
  65. に同じタイトルで作った曲とか、結構有ります。（ＭＡＣＨＩＮＥには１と２がある）
  66. タイトルの意味ですがどの様に受け取ってもらっても構いません。色々あると思う。
  67. 　曲の最後はおとなしくまとめようかとも考えたのですが、結局ぶち壊す方を選んでし
  68. まいました。曲集の最後を締める曲が、ばしっと決まらないのはいただけないとも思っ
  69. たのですが･･･。
  70.  
  71. ○　次にＭＭＬによる作品。全５(＋８)曲
  72.  
  73. 「Ｒ.Ｐ.Ｇ.Ｂ.Ｇ.Ｍ.のためのｍｅｄｌｅｙ」（作曲／ＮＩＸ
  74. 　　　　　　　　　　　　　　　ＭＡＩＮのみ原曲／Ｔ．Ａ．Ｋ．）［medley.eup］
  75. 　とあるＲＰＧのＢＧＭ開発用に作ったメドレーです。途中で制作の方から音源を貰っ
  76. たので、音源変更の為、中途にして打切りになりました。珍しい企画なので、当初はＥ
  77. ＵＰでの応募を考えていたのですが、音が薄いのと、音楽応募用のＦＤが１枚で収まら
  78. なくなってしまうことからＭＭＬのみの応募となりました。メドレーと言うだけあって
  79. 相当長いので、それでも構わないのであれば聞いてみてください。
  80.  
  81. 　曲目一覧（なんて書いても何処が何処だかわかるまい（笑））
  82.  
  83. 　：　Ｂ.Ｓ.(BattleScene)１
  84. 　：　ＩＮＴＥＲＶＡＬ１
  85. 　：　ＣＡＳＴＬＥ
  86. 　：　ＰＥＧＡＳＵＳ
  87. 　：　出現Ｉ
  88. 　：　出現ＩＩ
  89. 　：　Ｂ.Ｓ.２
  90. 　：　ＩＮＴＥＲＶＡＬ２
  91. 　：　ＤＵＮＧＥＯＮ
  92. 　：　全滅
  93. 　：　ＴＯＷＮ
  94. 　：　ＭＡＩＮ
  95. 　：　出現ＩＩＩ
  96. 　：　ＩＮＴＥＲＶＡＬ３
  97. 　：　天空のＤＵＮＧＥＯＮ
  98. 　：　出現ＩＶ
  99. 　：　？？？　　　　　　　　φφφこの曲でメドレー作成打切φφφ
  100. 　：　Ｂ.Ｓ.３
  101. 　：　ＥＶＥＮＴ ＣＬＥＡＲ
  102. 　：　ＥＮＤＩＮＧ
  103. 　：　（ＯＰＥＮＩＮＧ（？））
  104.  
  105. 　今回はクラシック曲をＭＭＬで応募しました。
  106.  
  107. 「Ｃａｎｏｎ」（作曲／Ｊ．Ｐａｃｈｅｌｂｅｌ）［canon2.mml］
  108. 「Ｄａｎｚａ　ｄｅｌｌｏｒｅ」（作曲／Ａ．Ｐｏｎｃｈｉｅｌｌｉ）[danza_d2.mml]
  109. 「Ａｍｅｒｉｃａｎ　Ｐａｔｒｏｌ」（作曲／Ｆ．Ｍｅａｃｈａｍ）[ame_pat2.mml]
  110.  
  111. 　実はＮＩＸ、これらの曲をピアノで弾いてるのを聞いたことがありません。楽譜から
  112. 打ち込んだだけのものですが、よろしかったら聞いてください。
  113.  
  114. 「ＰＳＹＣＨＯ－ＬＯＶＩＮ’ＢＯＭＢ」（作詞・作曲／ＮＩＸ）
  115. 　ＦＣ９に応募したものの音源変更、ドラムス入れ直し版です。ＫＯＫ有。
  116.  
  117. 　また、ＥＵＰで応募したファイルについてもＭＭＬも併せて応募してあります。
  118.  
  119. ○　ＴＸＴによる作品。全２篇。
  120.  
  121. 　今回は前回とだいぶ違って(違いますよね？)、詩的思考的感情的要素が不足していま
  122. すので(前回はＢＬＡＺＩＮＧ ＢＲＡＩＮ等もあった)、ＴＸＴで詩を応募しておきまし
  123. た。よかったらご覧下さい。
  124.  
  125. 「精神の壁」（詩／ＮＩＸ）
  126. 　最近書いた詩です。テーマはタイトル通り。とてもわかりやすいはずです。
  127. 「Ａｎｃｉｅｎｔ　Ｂｌｕｅ」（詩／ＮＩＸ）
  128. 　これを書いたのはこのＤＯＣを書いている１年以上前。テーマは旅。内面よりもリズ
  129. ムや、表現を意識した。が、それを補うように最後でその立場を逆転させている。
  130.  
  131. ○　著作権について
  132.  
  133. 　著作権はＮＩＸ及びＬＩＱＵＩＤが所有します。ただし、
  134.  
  135. 　｢DEEP INSIDE DREAM｣は、誰でも原作者に迷惑がかからなければ、どういうふうに
  136. 　　　　　　　　　　　使っても構いません。
  137.  
  138. 　音源ファイルは、システムソフトからと、知人から貰ったものと、フリコレの使用可
  139. のものとＰａｎｉｘの声のサンプリングと、自作です。この内、サンプリングの声は、
  140. 恥ずかしいので他への組み込み・流用は禁じます。その他の音色は自由に使ってくださ
  141. い。組み込ませていただいた音色の作者、Ｆ－ＯＫＥＳＨＩさんとＨ．ＩＭＯＴＯ／Ｉ
  142. ＫＫ　ＶＩＤＥＯ　ＣＯＲＰさんにこの場を借りてお礼申し上げます。
  143.  
  144. 　それ以外については、個人での使用、知人への配付でのみ使ってください。
  145. 　公共の場での発表や再配付については事前に作者に問い合わせてください。
  146.  
  147. 　なお、これらの作品によって生じたいかなる損害もＮＩＸ及びＬＩＱＵＩＤは補償し
  148. ませんので、ご了承下さい。
  149.  
  150. ○　あとがき
  151.  
  152. 　今回は予定より数が少ないぶん手を掛けていますが、まだまだですね。手を掛けると
  153. いっても何か装飾ばかり加えたようで、実際に聞かせたいメロディーが引き立てられて
  154. いるか不安です。でも、半年後聞いてみて、その時それなりに成長するもんですよね。
  155. ＦＣに限ったことじゃありませんが、発表を通して身につけることって結構有ると思う
  156. んですよ。毎回、消費に徹しているＦＣユーザーがいるのであれば、実際に参加するこ
  157. とをお勧めしたい･･･って、俺に勧められてもその気にならんか。
  158.  
  159. 　ところで、文中のＲＰＧとは、このＦＣ１０に応募されているはず（もしかしたらな
  160. いかも･･･）のＲＰＧなんですが最終編曲は制作側任せとなっておりますので、ここで発
  161. 表したものとは幾分変化があるかと思います。聞き比べてみるのもまた一興かと。
  162.  
  163. 　使用したツールはＤＥＳＩＣ２＋の他に、
  164. 　　　　　音色作成に使用したツール：「音姫七変化」（戸田 浩さん作）
  165. 　　　　　　　　　　　　　　　　　：「Ｊ－ＳＯＵＮＤ」（ＨＯＮＥＳＥＮさん作）
  166. 　　　　コンパイルに使用したツール：「ＨＥａｔ」（ＴａｒｏＰＹＯＮさん作）
  167. 以上のツールを制作した作者の方々、ここに敬意を込めてお礼申し上げます。
  168.  
  169. （ＦＣ９にて）
  170. 　Ｍ－ＴＯＤＡさん、ねぎさん、ＤＥＳＩＣ２＋を使用してくれたそうで、ＦＣ８の配
  171. 付からＦＣ９の締切まで何ヵ月しかなかったのに御使用頂きまして有難うございます。
  172. 　ところで、ＤＥＳＩＣ２＋で作った曲はＭＭＬも添付して送ってくれると嬉しいです
  173. 。次のＤＥＳＩＣ作る時の参考になりますから。コンパイルもし直せるし。
  174.  
  175. 　文中の敬称についてですが、「氏」とか使おうと思ったのですが性別がわからなかっ
  176. たので全部「さん」で済ませました。嫌ですか？でも「様」よりは･･･
  177.  
  178. 　全体の曲構成については、うるさい「DIGITALMANIA vs CYBERROBO」と「MACHINE2」と
  179. 「DEEP INSIDE DREAM」が並ばない様にした程度ですが、どうでしょう。今回から歌詞付
  180. を減らして音楽的要素を増やす傾向にしようとかとも思いつつ、まあ三曲ということで
  181. 。今回ＲＰＧの曲があるので１／３程度ですが、次回更に減少するかは現段階では皆目
  182. 見当付かずという状態です。全編歌詞付は無いにしても全編曲のみならあり得ます。ま
  183. 、他のこととも折り合い付けてやらねばならないので、アドバイスとかあればください｡
  184. 　因みに歌詞付メロディーなら１００曲かそこら３年程度で溜めた物が有りますので、
  185. これをＭＭＬにおとして編曲すれば発表できます。曲としてはＲＯＣＫ、ＰＯＰからＮ
  186. ＥＷＭＵＳＩＣ、最近ＴＥＣＨＮＯ取り入れて技巧的になりつつあるのでもう１度作曲
  187. 段階から見直す必要もあるかな、といったところです。
  188. 　さらにＮＩＸの成り行きを話せば、最初９ヵ月程曲（勘定したところ１１９曲制作）
  189. を「no.」で数えていて、その中には曲として成り立ちそうなのとそうでないものがあっ
  190. たので(※注１)、それと並列して「vol.」で新たに数え始め(｢no.｣からのリメイクも加
  191. え）、現在vol.１００曲突破しました(※注２)（因みに「no.」の方は162曲で止まって
  192. いる）。ところがその中で最終編曲まで済ませたのは既に発表してあるものだけ(※注３
  193. )なので、ＮＩＸの編曲のレベルはまだまだです（いつも前に応募した作品を見て悩む）
  194. 。編曲の特訓を増やしていかなくてはならないのでしょう。
  195. ※注１：最も最初の頃の詞は見ても曲を思い出せないほど未熟だったし、途中授業中に
  196. 　　　　作ったものにも変なのが多かった。
  197. 　注２：中には詩とかも１０程含まれてはいますし、一部しか出来てなくて数えられて
  198. 　　　　いないものもあります。また「DIGITALMANIA vs CYBERROBO」等歌詞の無いもの
  199. 　　　　は含まれていません
  200. 　注３：実は半分嘘。もう出来上がっていてよくできたと自負するもので、発表したく
  201. 　　　　ないと思う故に最終調整をしていないものが２曲程有る。１つは６分を越す長
  202. 　　　　い曲で、もう１つはとびきりＰＯＰな曲（前作｢all for me｣みたいな）。機会
  203. 　　　　があればお披露目しようかとも思いますが。
  204.  
  205. 　これ書いている現在、ＮＩＸは年齢不詳の受験生ですので暫くＤＥＳＩＣの開発を中
  206. 断していましたが、次回のＦＣあたり突如出現するかもしれませんので、その際は宜し
  207. くお願い致します。あと、受験終了に伴っておそらくは住所の変更がありますので、あ
  208. んなものやそんなものを送られる方は、ＦＣ小冊子に記載されているようにフリコレ係
  209. に送って下さい。
  210.  
  211. 　今回のＤＯＣは、なんか形式にこだわった感じですね（？）。次回からは反省のほと
  212. ぼりも冷めて、調子に乗って突っ走って行くかもしれません。が、実際そんなことより
  213. 、ちゃんとした作品を皆さんに発表できるようになるのが先決ですね。
  214. 　ピッチベンドもっとバリバリ使った方がいいのかな？
  215.  
  216. 以上です。長時間お付き合い頂き誠に有り難うございました。また、文中に不適切な表
  217. 現などございましたらお詫び申し上げます。
  218. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＮＩＸ
  219.